MultiBitウォレットの復旧

元の.walletファイル、書き出した.keyファイル、MultiBit HDのバックアップ、mbhd.wallet.aes、または忘れたパスワードに関する有用な手がかりが残っていれば、MultiBitウォレットを復旧できる可能性があります。

MultiBit ClassicとMultiBit HDは別のウォレットで、復旧方法も異なります。まず、どのファイルやバックアップが残っているかを正確に確認します。

調査できる問題: パスワードの紛失、暗号化された.keyの書き出しファイル、.walletファイル、MultiBit HDのバックアップ、mbhd.wallet.aes、正しいと思われるパスワードが拒否される問題、復元後の残高が予想と異なる、またはゼロになる問題。

必要なもの: 元のMultiBitフォルダー全体とすべてのバックアップを保存してください。使用したバージョン、作成時期の目安、残っているファイルの種類、パスワードについて覚えていることをお知らせください。最初のご連絡には、ウォレットファイル、秘密鍵、復元用の単語、パスワードを含めないでください。

料金: 初期評価は無料です。標準の成功報酬は復旧した資産価値の20%で、復旧に成功した場合のみ発生します。前払いはありません。

MultiBit Classicのパスワードを忘れた場合

MultiBit Classicは、.walletファイルや、書き出した.keyバックアップとして残っていることがよくあります。

ファイルが暗号化され、パスワードを忘れた場合は、記憶に基づく候補をオフラインで絞り込んで探索します。おおよその長さ、単語、日付、大文字・小文字、区切り文字、キーボード配列などのパターンが手がかりになります。

強固なパスワードが完全に不明な場合、現実的な時間で復旧できないことがあります。一方、有用な手がかりがあれば探索範囲を大幅に狭められます。

MultiBitの.keyファイルの復旧

.keyは秘密鍵の書き出しファイルであり、MultiBit本体の.walletファイルとは異なります。

暗号化されていない.keyファイルもあれば、パスワードで保護されているものもあります。後者は、作成時の形式に合った方法で復号する必要があります。

最初に形式を確認し、原本のコピーを使って作業します。使用可能な秘密鍵を取り戻した後は、BitcoinをMultiBitに残さず、現在も保守されているウォレットへ移すべきです。

MultiBitの.walletファイルの復旧

.walletにはMultiBit Classicのウォレットデータが含まれています。テキスト形式の.keyファイルと同じ扱いをしてはいけません。

復旧の可否と方法は、正確なバージョン、ファイルの状態、暗号化によって異なります。

可能な限り、継続的に作成されたバックアップや.infoファイルを含む、関連フォルダー全体を保存してください。メインファイルが破損していても、古いバックアップが使用できる場合があります。

正しいMultiBitパスワードが拒否される場合

パスワードが拒否されたという事実だけでは、そのパスワードが間違っているとは断定できません。

考えられる原因には、次のようなものがあります。

  • 記憶しているパスワードとのわずかな違い
  • キーボード配列の違い
  • 非ASCII文字や特殊文字の入力
  • 間違ったファイルや復旧方法の使用
  • ファイルの破損
  • 古いMultiBitのバージョンによる入力処理の違い

特殊文字が含まれている場合、当時の入力環境を調べる理由にはなります。しかし、それだけでMultiBitに普遍的なパスワード切り詰めバグがあったことを証明するものではありません。

一つの原因を決めつけず、実際のファイル形式とパスワード処理を確認します。

MultiBit ClassicとMultiBit HDの違い

復旧経路が異なるため、バージョンの特定が重要です。

MultiBit Classic

よく見られるファイルやフォルダー:

  • .wallet
  • .key
  • .info
  • KEY-BACKUP
  • ROLLING-BACKUP
  • WALLET-BACKUP

Classicは個々のBitcoin秘密鍵を保存しており、MultiBit HDと同じ復元用単語の仕組みは使いません。

MultiBit HD

よく見られる復旧資料:

  • ウォレットの復元用単語
  • mbhd.wallet.aes
  • HDバックアップアーカイブ
  • 元のMultiBit HDデータディレクトリ

Classicの.key用の手順を、MultiBit HDに適用しないでください。

mbhd.wallet.aesの復旧

mbhd.wallet.aesはMultiBit HDのファイルで、HD専用の復旧処理が必要です。

復元用単語、バックアップアーカイブ、元のデータディレクトリ全体と一緒に保存してください。MultiBit HDは時期によって変更されているため、バージョン情報も重要になることがあります。

パスワードを忘れた場合は、暗号化データと残っている手がかりから、候補を絞った探索が現実的かを評価します。

MultiBit HDを復元しても残高がゼロになる場合

復元に成功したのにBitcoinが表示されなくても、資産が失われたとは限りません。

最初に次の情報を照合します。

  • 以前使っていた受取アドレス
  • 取引履歴
  • 復元に使用した単語
  • 選択したバックアップ
  • アカウントとアドレス導出の動作
  • 元のMultiBit HDのバージョン

別のアドレスが導出されていると、正しいウォレットでも空に見える場合があります。

以前のBitcoinアドレスが分かれば、明確な照合先として特に役立ちます。

何を保存しておくべきですか?

古いMultiBitのインストール環境を、まだ削除・変更しないでください。

次のものを保存してください。

  • MultiBitのデータフォルダー全体
  • すべての.walletファイル
  • すべての.keyファイル
  • .infoファイル
  • バックアップフォルダー
  • mbhd.wallet.aes
  • 残っているMultiBit HDの復元用単語
  • 追加のバックアップが残っている可能性がある古いディスクやコンピューターのコピー

コピーを使って作業し、原本は変更せずに保管してください。

復旧できない場合

次のような状況では、復旧が現実的でない場合があります。

  • 公開Bitcoinアドレスしか残っていない
  • ウォレットとバックアップのファイルをすべて失った
  • 暗号化ウォレットの強固なパスワードが完全に不明で、手がかりもない
  • 必要なデータが上書きされた、または修復できないほど破損している

復旧作業を合意する前に、残っている資料を評価します。

MultiBit復旧ガイド

先にご自身でファイルを特定したい方は、詳しいMultiBit Classicのパスワード・ウォレット復旧ガイドをご覧ください。

バックアップの保存場所、.keyと.wallet、ClassicとHDの違い、入力の問題、残高ゼロの調査方法を説明しています。

よくある質問

古いMultiBitウォレットでも復旧できますか?

使用可能なウォレットデータ、秘密鍵の書き出しファイル、復元用単語、暗号化バックアップが残っていれば、復旧できることがあります。MultiBitの開発終了によってBitcoinそのものが消えるわけではありません。

忘れたMultiBitパスワードは復旧できますか?

可能性はあります。ファイル形式、暗号化、記憶やパターンによって探索範囲をどこまで絞れるかによります。

MultiBitの.keyファイルは復旧できますか?

暗号化の有無と書き出し形式によります。暗号化されていない秘密鍵ファイルなら、古いウォレットのパスワードが不要な場合もあります。

.walletと.keyは同じものですか?

いいえ。.walletはウォレットデータ、.keyは書き出した秘密鍵のファイルです。それぞれ扱い方が異なります。

mbhd.wallet.aesとは何ですか?

MultiBit HDで使われる暗号化ウォレットデータです。MultiBit Classicの.keyとは異なる復旧経路になります。

復元したMultiBit HDの残高がゼロです。資産は失われましたか?

必ずしもそうではありません。復元されたアドレスを以前のアドレスや取引履歴と比較してください。資産が失われたと判断する前に、バックアップの選択と導出動作を確認する必要があります。

古いMultiBitウォレットでお困りですか?

ClassicかHDか、どのファイルが残っているか、何が起きたかをお知らせください。

最初のメッセージにパスワード、復元用単語、秘密鍵を含めないでください。対応可能な案件であれば、安全な取り扱い手順をご説明します。

KeychainXに問い合わせる →